短時間パートに対する不満

「お小遣い稼ぎ」という感覚で働く女性が増えたこともあり、パートの言葉で一括りにするのは無理がある程、パートタイマーの働き方は増えています。働き方の種類が増えた事で一番トラブルに繋がりやすいのが、同じ会社内に生活費の為に働くフルタイムパートと扶養範囲内の短時間パートがいる場合です。

大半はフルタイムパートが短時間パートに対して不満を抱くケースですが、勤務時間の長いフルタイムパートの意見が上に通りやすいのが現状です。特に言われやすいのが「暇つぶしに来ている」という言葉。それを聞いて悪い印象を抱く正社員も中にはいます。自分のライフスタイルを自分で決めるのは当然のことですが、休みたくても休めないような人がいるのも事実です。そういった背景を踏まえて、短時間パートであれば暇つぶしのレッテルを張られない為にも、趣味や家庭の話はあまりしないのが賢明です。

例え自虐的な節約話しでも、相手の収入によっては自慢に聞こえるのでとにかく気をつけるべきです。短時間パートの働き方として好ましいのは、無駄口を叩かず終了時間ぎりぎりまで動き回ることです。また同じ職場に他にも扶養範囲内の主婦がいたら、ぜひ仲良くなっておくべきです。万が一家庭の事情で仕事を休まないといけない時シフトを変わってと頼んでも、支障がないからです。しかし本来は面接で短時間のシフトと伝えた上で、会社が大丈夫との事で採用されたのです。ここまで気を使って一生懸命仕事しても尚暇つぶしと言われるなら、見切りをつけて他の会社を探すのも一つの手でしょう。短時間でも一生懸命仕事をしてくれる人が欲しいという会社は、想像以上にたくさんあります。